■撮影記 2011年春 世田谷線を歩く(2)
松陰神社前で下車。駅名の由来となっている松陰神社を訪問しました。ここには幕末期の国学者松田松陰の墓がありますが,日本史は受験期に少々齧ったきりですのでこれ以上は語ることができません。さて,駅に戻る道すがら横道にそれると銭湯がありました。更にその先には世田谷線の踏切。世田谷というとお洒落なイメージがありますが,このような下町臭いところもあるのですね。

続いて若林へ。駅の三軒茶屋方で環状八号線と交差します。通常踏切では一時停止ですが,ここでは信号による交通整理が行われており(信号の名前はズバリ「若林踏切」)クルマは速度を落とさず通過して行きます。もっとも,電車が来て踏切待ちが始まるとみるみる内にクルマが連なっていきますから,こうでもせねばたちどころに渋滞となってしまうのでしょう。

道路側の信号が赤になるのを待って,電車がやって来ました。ここでは電車がクルマを待つのです。オレンジ色の塗装は306号車です。かつて訪れた際はその車体色を生かして某オレンジジュースの広告車となっていたことを記憶しています。

先程世田谷で撮影した305号車がやって来ました。プラグドアを採用していることから側面に余り凹凸がなく,美しいフォルムであると言えます。前側に設置されたシングルアーム型パンタグラフも格好良い。(後ろ側が思いっきり串パンになってしまったが…。)

西太子堂へ。三軒茶屋へ向けて発車して行く300系です。晴れていれば良かったのですが,残念ながらパッとしない曇り空で電車のブルーも沈みがちです。ここから歩いて三軒茶屋に向かった後,折り返しの電車で山下へ。小田急豪徳寺を経由して帰路に着きました。



■撮影記
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